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2006/08/16 (Wed)

こんにちわ。  遊人です。

 

最近はホント暑い。

日本って赤道の上だったっけ?と思ってしまうぐらいだ。

実際海外旅行に行ったこともない俺が言うのも何だが。

暑いという事で、今日は怪談話を書こうと思う。

 

先日、友人からこんな話を聞いた。

「俺のいとこ大助って言うんだけど、小学校4年生ぐらいだったかな。

結構やんちゃ坊主でね。ある日友達4人で遊んでいて、誰が一番度胸があるか、なんて話になって。

肝試しをすることになったらしくてね・・・。」

すると友人はこんな話をし始めた。

「みんなで夜集まって、近くの廃病院に行こうって話になった。

実は大助は霊感が強くてね。 あそこがヤバいってことに、うすうす感づいてたみたいでね。

でも皆の煽りに負かされ、結局行くことにしたんだ。

 

午後9時。

夏とはいえ、当然もう外は真っ暗だ。

昼間見ればただボロボロなだけの建物も、夜みると本当に薄気味悪い。

4人は皆臆することなく時間通りに集まった。

4人の中で懐中電灯を持ってきたのは、半分の2人。

しかも一個ずつと来れば、ここまで心細いものはない。

昼間は大声で言い合いをしていた子らは、今は別人のように口を閉ざして開かない。

 

静寂を破ったのは、その4人の中でも一番体の小さい、圭太だった。

 

ルールは簡単。

病院の屋上から下にいる四人を懐中電灯で照らす、というモノだ。

 

早速先陣をきって、病院の中へ駆け込んで行った。

 

 

 

 

あまり長くなってもアレなので、前編、後編ぐらいに分けようと思います。

とりあえず、今日はココまで。

以後お見知りおきを。

 

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